なぜ人は転職を繰り返すのか
一般的に転職回数は多くても4回程度とされています。
しかしながら転職を繰り返し続けて転職回数が10を超えるなんて言う人もごくまれにいます。
彼らはなぜ転職を何度もしてしまうのか、分析してみました。
あなたはこれらに当てはまっていないでしょうか。
転職を繰り返す人の特徴
自分に合う仕事に巡り合えていないと思っている
どんな仕事でも最初はつらい事や慣れない事があるのですが
そういう事があるとすぐに「向いていない」「もっと自分に向いている仕事はあるはずだ」と思ってしまい、
転職を決意してしまうのです。
前の職場と比べがちになってしまう
転職が多い人に限るわけではありませんが
「前の職場と比べてこういう所はよくなったけどこういうところが良くない」
といった比べてしまうという事が発生してしまいます
転職回数が極端に多い人は転職を何度もしても後悔してしまいます。
忍耐力がなくなってしまう
短期間で何度も仕事を辞めてしまうとどうしても逃げ癖がついてしまい、忍耐力がなくなってしまいます。
どんな仕事でも辛い事や苦しい事はつきものですし、
職場にも自分と気の合う人達ばかりではありません。
それを理解できていない可能性もあります。
同じことで悩む
例えば人間関係で悩んで転職したとします。
そうするとまた次の職場でも人間関係に悩んでしまうという傾向があります。
職場には必ずといっていいほど苦手な人や合わない人は出てきます。
それが原因で辞め続けるのはよくありません。
しかしそれがどうしても耐え切れずに転職を繰り返してしまう、という人もいます。
新たな不満が出てくる
転職を繰り返し行う事によりはじめは納得する事もあるでしょう。
しかしながら人間は慣れてしまう生き物です。
どうしても新たな職場でも不満が発生してしまい、
その結果として転職を繰り返してしまうのです。
プライドが高すぎる
例えば高学歴やエリート出身の人が当てはまりやすいと思います。
「自分にはもっと能力があるのになんでこんな仕事ばかり任せられるんだろう」
「なんで周りは俺の能力を理解してくれないんだろう」
「自分の能力を生かせる会社・認めてくれる会社はここじゃないのでは?」と疑問が出てきてしまいます。
その結果転職し、また次の会社でも同じような事が起きて転職してしまう、という事が起きてしまうのです。
職を転々としていても自分に合う仕事は見つからない
「自分に合う仕事が絶対にあるはずだ」と職を転々していてはいつまでたっても自分に合う仕事は見つかりません。
なぜならば人はその仕事に情熱を注いだ分だけその仕事を好きになる事が出来るからです。
これは科学的な適職でも解説しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
プライドが高いならあえてベンチャー企業に
プライドが高い人に多いのが「大手企業」にこだわって「大手企業に勤めている自分がかっこいい」と
見栄を張りたいという人です。
しかし大手企業ですと最初から大きい仕事はなかなか任せてもらう事ができません。
大手企業の方が従業員も多い為、作業も細分化されています。
その為肩書にこだわるのではなく「何ができるか」「何を任せてもらえるか」で仕事を選んでみましょう。
ベンチャー企業ですと個人の裁量も大きく、任せてもらえる事も多いです。
独立支援制度を行っているところもありますし、早く昇進する事も可能です。
能力があり、認めてもらう事ができれば
入社1年で課長や部長・エリアマネージャーになる事の出来る会社なんて言うのもあります。
おわりに
いかがでしたか?
たくさん当てはまっていたとしたら要注意です。
今はそうでなくとも将来的に転職を何度も繰り返してしまう可能性があります。
多く当てはまっていた方は今一度考え方を改めてみましょう
番外編:こんな考え方の人もいる
スキルアップの為に転職しまくる人
このタイプは「前の職場でもう十分学んだ」「もっとスキルアップをしていきたい」
といい、転職をする人です。
このタイプの人はよくTwitterなどのネット上で転職のお役立ち情報などを発信している傾向にあります。
どうせ転職するのなら前向きな考えで転職していきましょう