コロナウイルスの影響で、日本の経済は低迷。それどころか世界全体の経済にも影響が及ぼされています。
もちろん経済の低迷により、業績不振に陥る企業も。もちろん転職市場にも影響が出てきております。
もともと2020年は売り手市場最後の年になると言われていました。
オリンピック後の不景気、10月の増税から景気が悪くなる事は予想されていたからです。
そのような中で今回の騒動は計算外だったでしょう。
「今転職すべきでない」「今のうちに転職すべきだ。」という様々な意見がございます。
今転職するリスク、今動かないリスクをまとめてみました。
今転職するリスク
試用期間中にリストラされる場合がある
試用期間は会社が一番理由をつけて切りやすい期間です。これから経済はどんどん悪化していくでしょう。
そうなったときに一番に解雇されやすいのは試用期間中の人になります。
せっかく内定をもらえてもリストラされてしまうと意味がありません。
尚、リストラの可能性もあるため、家庭のある人、扶養しないといけない人がいる場合には今本当に転職すべきか
慎重に考えましょう。
内定取り消しに合う可能性がある
現状新卒の方・転職者で内定取り消しに合っていらっしゃる方もおります。
「会社を辞めます」といった後に内定取り消しに合うといった可能性も0ではありません。
転職市場の縮小
今回の騒動で求人数が減ってきています。いい求人が少なく、企業も採用に消極的になっていきます。「良い方がいれば」という形になるでしょう。また、ライバルも多く、転職しにくくなっているため転職活動が長期化する恐れがあります。転職活動の長期化は体力もお金も消耗してしまう事になりますのでお勧めできません。
今転職しないリスク
転職市場が回復しない可能性がある
先程も申し上げましたように、今、転職市場では求人がどんどん減ってきております。
もしかしたら今後も回復せずに減っていくかもしれません。コロナの影響により落ち込んだ経済が、いつ回復するか分かりません。コロナが収束しても経済の回復はもしかしたら10年後かもしれません。
そうして今よりもさらに悪い状況になる可能性もあるため、今動いておいた方がいいという事です。
転職活動するうえでの注意点
今回転職活動するにあたって注意点は下記になります。
無職やフリーターで正社員になりたいという方は早めに動く
無職やフリーターの方、離職中の方はもう失うものがないと思います。
コロナの影響で転職市場が縮小傾向にありますので早めに動いていきましょう。
在職しながら転職活動を行う
今、離職して転職活動を行うのはリスクでしかありません。
転職市場が厳しくなってくるため、すぐに決まらないといった可能性が増えていきます。
また、状況により今の会社にいた方がいいといった可能性も出てきます。
様々な起こりうる可能性を考慮し、長いブランク期間を作らない為にも在職中での転職活動をお勧め致します。
おわりに:結局は自分がどうしたいか
コロナ騒動で「今は転職すべきでない」「今のうちに転職したほうがいい」様々な意見があります。
しかし「結局は自分がどうしたいか」だと思います。
リスクを背負って転職するのもよし、安全面を考慮して今の仕事で頑張るのもよし。
なんにせよ、今こういう状況ですので本当に自分は転職したいのか・すべきなのかを改めて考えることは大事になってきます。慎重に考えて行動していくことが大切です。