職務経歴書とは
職務経歴書は応募者が今までどのような仕事をしてきたのかを知るための書類です。履歴書と違い職務経歴書は自身をアピールできる最大の書類となります。というのも「自分は過去にどんな経歴があってどんな実績があるのか」を記載し=だから御社の業務も遂行することが出来ます。という書類になるからです。採用担当者が書類選考の際一番重視しているのは職務経歴書といっても過言ではありません。ここでのアピール次第で通過することが可能となります。
職務経歴書で見られるポイント
・どんなスキルや能力があるのか
・どのような強みがあるのか
職務経歴書を書くために(事前準備)
キャリアの棚卸・キャリアの整理
自分が今までどのようなことをやってきたのかを整理していきます。
自分がどんな経験をしてきたか、自分がどのようなスキルを持っているのかを洗い出していきます。
職務経歴書を書くうえで心がけること
・誰が見てもわかりやすい文章にする
採用担当者はあなたがやってきたことを全て把握しているわけではありません。難しい言葉や専門用語を羅列している職務経歴書がありますが、採用担当者はその専門でないかもしれません。初めてその言葉を聞く人に対しても伝わるように配慮をしましょう。もし専門的な用語や内容を記載する場合は()書きでその説明を付記しましょう。
・枚数にもこだわる
A4サイズで1~2枚にまとめるように心がけましょう。ただしアピールする内容があるならば3枚以上になっても問題ありません。無理にアピールできる内容を削る必要はありません。
ただし5枚以上になると採用担当者が「長くてよみにくい」という印象を与えるリスクがあります。
長々と記載し、かえって伝えたい内容がぼやけてしまっていないか確認してみましょう。
職務経歴書に記載すること
冒頭部分の「標題(職務経歴書)」「氏名」「日付」「職務経歴」は必須ですがそれ以外比較的自由です。
以下項目を記載しましょう
・職務概要
一目で見て自分が過去にどのようなことをしてきたのかを簡潔に記載します。
・勤務した会社名
㈱等略すことなく正式名称で記載しましょう
・勤務した期間
西暦と和暦を統一して記載しましょう
・会社概要
どのような会社に勤めてきたかを知るために必要となります。
事業内容/資本金/売上高/従業員数を分かる範囲で記載します
・雇用形態
正社員以外の場合は()書きで記載
・職務内容
主にどのような仕事をしてきたのかを具体的に記載します。
ただ単に営業と記載するのではなく「なんの商材を営業したのか」「どういったところに営業したのか」「どのような手法で営業したのか」事務職でも「主にどのような事務作業をしてきたのか」「なににまつわる書類を作成してきたのか」などを分かりやすく記載しましょう。
・その仕事に対して「どのように取り組んだか」
経歴を書くだけでは採用担当者の心には響きません。経歴だけを書いている職務経歴書はたくさんあります。採用担当者の心を動かすには日ごろの仕事に対して「どのように取り組んでいるのか」をアピールすることが大切になってきます。工夫や取り組みが書いているだけで一気に採用通過率はUPします。採用担当者はあなたがどのような姿勢で業務に取り組んでいるのかも見ています。事務職等実績がつきにくい職業でも「仕事に対してどのように取り組んだか」など仕事をするうえで意識してきたことはあるはずです。意欲を持ち、創意工夫しながら仕事に取り組む姿勢を示すことが重要です。
例:営業職
「1日に◯件のお客様のところに訪問するよう心掛けた」
「お客様に対して○○(どのようにして)を意識して接するように心がけました」
・実績
実績があるのなら記載するほかありません。営業成績が○○人中○位等、具体的な数字を用いて記載するとよりよいアピールに繋がります。賞の受賞経験などもありましたら記載しましょう
他にも実績の例として「売上」「達成率」「前年比での成長率」「シェア」「コスト削減率」などがあります。
・マネジメントの経験
役職があれば記載する。どのくらいの規模のマネジメントか、部下は何人いるのか具体的な数字を用いて記載します
・取得資格
現在取得を目指して勉強中のものがあればアピールに繋がりますのでそれも記載します。
・活かせるスキル
・パソコン(ExcelやWordがどの程度使えるのか・そのほか使えるものはあるのか)
エンジニアIT系の職種では何がどの程度使えるのかを記載することは必須です。また「○○を使用した開発経験が◯年ある人」という事を条件に求人をかけられている企業様もいる為、そのソフトを触ってきた期間も記載するとよりよいです。
・語学力
どの程度のレベルで使用することが出来るのか、「日常会話レベル」「ビジネスレベル」「ネイティブレベル」など
・そのほか経験や知識(社外活動、ボランティアなどの社会活動もアピールに繋がるようなものがあれば記載)
・自己PR
自己PRの意義や書き方はこちらの方に記載しています。↓