面接の合否はどこで決まる!?印象の話

面接において合否を決定するに値される印象はどこで決まるでしょうか。

面接の受け答え?
志望動機?
話す内容?

どれも違います

答えは第一印象です。

いくらしっかりと対策していても第一印象が良くなければ
その後の印象を覆すことは難しくなります。

人間が「相手が仕事できるどうか判断する」のにかかる時間は
なんと10ミリ秒(数千分の10秒)という短い時間だともいわれています。
つまり1秒もない一瞬で「相手が仕事できるかどうか」を判断するのです。

そしてその判断が「正しい」という証拠を探す為に人は相手と接します。

人は第一印象が良ければその証拠を探し
第一印象があまりよくなければその証拠を探します

その為第一印象で相手に与える印象はかなり重要なのです。

メラビアンの法則について

そもそもメラビアンの法則というものはご存じでしょうか

人は視覚、つまり見た目やしぐさ、表情で
55%も相手の印象を決定してしまいます。

どれだけ面接での受け答えや対策をしっかりしていても
見た目の印象が良くなければマイナスになってしまうのです。

例えば以下の事が上げられます
・髪の毛がまとまっていない・目にかかっている
・髭を剃っていない
・不愛想な表情をしている  等

しっかりとした受け答えができていたとしても不愛想な表情をしていますと印象が良くないのです。
なぜなら、人は話している内容よりも表情に重きを置くからです。

例えば転職理由を前向きに明るく話していたとしても
その話しているときの表情が不愛想であれば
「前向きな理由」として相手は受け止める事ができないのです。

 

次に話し方などの聴覚情報が38%となります。

これは声の大きさやトーン・話し方そのものになります。

良い印象にする為には明るく元気な声で、早口になり過ぎないように
受け答えする事が必要です。

 

想像してみてください。

どれだけ納得できるような志望動機や立派なキャリアビジョンを言えることができていたとしても
相手が聞き取りづらいくらいの早口や小さな声で話していたら印象はあまりよくありませんよね。

だからこそ「明るくハキハキとした声で話すこと」は大事になってくるのです。

 

話す内容はなんと7%のみ!

言語情報はなんと全体の7%でしかないのです。
つまり第一印象において「何を話しているか」はほとんど重視されていないという事になります。

これを聞くと面接の受け答えよりも先に見た目や話し方などに問題がある場合は
そちらをまず解消したほうがいいという事になります。

見た目や話し方をしっかりしてこその話す内容です。

面接を模擬練習・録画してみるのもいいかも

とは言え自分ではそれが出来ているつもりになっていたりする事があります。
不安な時は模擬面接を行いましょう。

そしてそれを録画してみるのです。

そうする事により、自分がちゃんと笑顔でいる事ができているか・適切な声のトーン・適切な速さで話すことが
できているかがわかりますよ!

自分の面接している所を見るのは恥ずかしい気持ちもあると思いますが
面接を突破する為に一度試してみてはいかがでしょうか

 

模擬面接を転職エージェントにお願いしてみるのも手です。
第一印象として重要となる見た目やしぐさ・話し方の他にも
受け答えがちゃんとできているか、客観的なアドバイスを得る事ができますよ。

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