面接でよく聞かれる質問集

「明日はいよいよ面接!」
準備するぞーと思っても
面接でどんなことが聞かれるかが分からなければ対策できませんよね。
また、聞かれる質問が分かっても「どのようにして答えればいいのか」が
分からないと対策も難しいです。
今回は「面接でよく聞かれる質問」と「それに対してどのように回答すればいいのか」
をまとめてみました。
良かったら参考にしてみてください。

これだけは絶対に抑える!よく聞かれる質問5選

「面接対策したいけどなかなか時間が取れない!」そんなあなたに!
まずはこれだけは押さえておくべき質問を5つご紹介いたします。
この質問はどこの企業に行ってもよく聞かれますので、必ず押さえておきましょう。

自己紹介をお願いします

「あなたがこれまで社会人としてなにをやってきたのか」を問う質問になります。

「氏名・年齢・前職(現職)のポジション、おもな仕事内容などの簡単な説明、代表的な実績、
この会社でやりたいこと」などをまとめて具体的な数字やエピソードを絡めて
自分の言葉で話せる状態にしましょう。
自己紹介の時間の目安としては2~3分程度になります。
場合によっては「1分間で自己紹介をお願いします」と言われることもありますので、1分間バージョンも別に用意しているといいかもしれません。

今回の転職理由はなんですか?

現職に対して不満があって転職しようとしているのは面接官も承知です。
しかし、面接の場において現職の不満を聞きたいわけではありません。

回答にあたって、「自分はこうしたい、しかし現在の職場では実現できない、だからこういう選択肢を取った」という理由を具体的・論理的に話し、結論を前向きに展開することが重要になります。

類似の質問として前職の転職理由を聞かれることもあります。
この質問では今までの転職に一貫性のある行動かどうかが問われます。

当社を志望した理由を教えてください

まずは「なぜ志望したのか」端的な結論から述べましょう。
次になぜ志望したのか、
そのうえで活かせる前職の経験やどのように貢献していきたいかを述べて御社の即戦力になれるというアピールをしましょう。

今までの職歴・ご経験について教えてください。

自分の経歴を棚卸、時系列で端的に伝える準備をしましょう。
話しの流れと時間軸は一致していなければなりません。
面接前に職務経歴書を確認しておくのもいいかもしれません。

今後のキャリアプランについて教えてください

要するに「将来どうなりたいか」です。面接を受ける会社に転職するにあたってなにを成し遂げたいのか、
どんな自分になりたいかを考え、1年後、3年後、5年後、10年後・・・と中長期で考えてみましょう。
具体的に伝える事が重要になってきます。
もちろん募集職種や仕事内容を理解したうえで実現できそうな仕事を想定し、回答してください。
そのうえでどんな仕事内容や役割を担い、成長していきたいのか、
時系列にそって語ると熱意が伝わりやすくなります。

「あなたってどんな人?」人柄を図る質問

ご自身の強み・長所は何ですか?

今までの業務や成果を通じて「何に強みを感じているか」「どんな場面で強みが発揮されたか」を問い、
その強みを通して「どの程度の即戦力なのか」を確認する質問になります。
またどのような人柄であるのかを図る質問でもあります。

回答するにあたってまずは「何を強みに感じているのか」自分の長所を端的に結論から述べ
なぜそう思うのか、そしてそれに至ったプロセス(具体例)を語りましょう。

また、その長所や強みを応募先の企業でどのように活かすことが出来るのかも説明できるようにしましょう

(類似の質問:自己PRをお願い致します)

ご自身の短所はどこですか

人には誰しも欠点が存在します。
この世に「短所がない」なんていう人間はいません。
ですので「短所はありません」という回答はNGです。

ただ単に短所を述べるのではなく、短所を
「どのように改善したのか・改善している努力をしているのか」を述べましょう。

ただし回答の際、業務に支障が出るような短所は控えましょう
(例:時間が守れない/マルチタスクができない/物覚えが悪い)

「あなたにとって仕事とは?」仕事観を図る質問

仕事をしていくうえで大切にしていることは何ですか

この質問では社風に合うか、長く勤めてくれそうかどうかを図ります。
例えばチームワークを重視する人、ミスはないようにしたい完璧主義の人、新しいことにどんどん挑戦していきたい人等・・・人によって仕事に対して重視している項目は違ってくると思います。
自分は仕事を円滑に進めるにあたってなにを重視しているのか、
改めて自身の仕事に対する姿勢を見つめなおしてみましょう。

回答にあたり結論から述べ、なぜそれを重視しているのか、重視してうまくいった事例
最後にその仕事に対する姿勢を応募先の企業にどのように貢献できるかを述べましょう。

今までの仕事にどんな不満を持っていましたか/
つまらない仕事はどのようにこなしますか

ただ単に不満を羅列するのではなく不満を解消すべく努力したこと等前向きなエピソードを交えてみましょう。採用担当者は仕事に対してどのように前向きに取り組もうとするのか、問題解決能力を問います。

「仕事に対して不満はありません!」「仕事につまらないものなんてありません!」といった回答はNGになりますので避けましょう。

「あなたを雇っていいことあるの?」採用するメリットを図る質問

当社でやりたいこと・挑戦したいことはありますか?

しっかりと企業研究をした上で自分のどのような経験・スキルを活かして実績を残すのか
入社後の自分がどう働いているか・どう活躍しているかをイメージして回答しましょう。
回答の際には志望職種の実務内容を踏まえて伝えられるようにするとより良い印象になります。

これまでの経験やスキルをどう活かしますか

過去の成功体験やエピソードを織り交ぜながら何がどう活かせるかを具体的に話せるようにしましょう
その際「こういった状況下でこういった点を工夫し、進めた」「これによりこういった成果を生みだせた」等、自分ならではの考えや行動をアピールする準備をしましょう
(類似の質問:当社があなたを採用するメリットは何ですか/これまでの実績を教えてください

転職についての考えを知る質問

転職先を選ぶ基準はなんですか

仕事内容・給与・キャリア・社風・福利厚生等の観点から
自分が何を重視しているのか、優先順位をつけて考え、その理由も考えて回答しましょう。
もちろん回答の際は何を重視するかだけでなく、その理由を述べることを忘れないようにしてください。

他に受けている企業はありますか

ほかに受けている企業に一貫性が有るかどうかを見ています。
ただ単に受けている企業を答えるだけでなく、「それがどのような企業なのか」
「なぜその選択肢なのか」が説明できる状態にしましょう。
複数受けている場合は受けている企業と比較して「御社のどこに魅力を感じているのか」といったことが
述べられるようにしましょう。

転職回数が多いのはなぜですか

短期間での離職を繰り返している場合や転職回数が多い場合は聞かれることのある質問です。
回答の際には「確かに転職回数は多いと思います」と一度事実を認めてしまいましょう
他の質問でも同様ですが面接で何か指摘された場合は一度その事実を認めます。認めたうえで「しかし~」と反論しましょう。
この場合は「転職回数が多い」と認めたうえでどのような考えで転職してきたか・今後はどのようにしていきたいかを冷静に自分の考えを述べましょう。
間違っても転職理由を周りや環境のせいにしてしまうと、採用担当者はマイナスのイメージを持ってしまいます。

面接は準備8割・行動2割

面接はぶっつけ本番でうまくいくことはなかなかありません。
あらかじめ、ある程度聞かれる質問を想定し、どのような回答をするのかを準備して
面接に臨みましょう。

関連記事

  1. 逆質問することがない!困った!を解消するために

  2. 面接の合否はどこで決まる!?印象の話

  3. 人間関係が原因で転職する場合、理由をそのまま伝えてもいいのか

  4. 増えているSkype面接!受けるに当たっての心がける事や注意点

  5. ビジネスにも応用できる!面接の話し方

  6. 最終面接について