職務経歴書にアピールできることがない!?
職務経歴書に記載する「アピールできるような実績なんてないよ」」「実績なんてあるのは一部の人だけ」なんて思って悩んでいませんか
確かに具体的な数字を用いて記載できる実績のある人は少ないかもしれません。
しかし、ただ単に経験を羅列した職務経歴書では採用担当者はなかなか今日興味を示さないのが現状です
自分が採用担当者だったとして経歴を羅列しているだけの職務経歴書と
実績はなくとも仕事に対してどのように取り組んだかが書かれている職務経歴書
どちらを書類選考に通しますか?
職務経歴書は書類選考の中で極めて重要な書類になります。
採用担当者は「あなたはどのような経験・知識・スキルがあってどのようなことが出来るのか」という事を知るとともに、「あなたがこれまでどのような姿勢で仕事にとりくんできたか」という「意欲のある人なのか」を知りたいわけなのです。
やる気のない人を採用しようとはだれも思いません。
しかし、経験が少ない・職歴が浅い・大した成果を出せていないなど理由は様々ですがアピールできることがなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みを解決していきます。
仕事に取り組むうえで感じた事で考える
仕事に対する姿勢を示すうえで何を考えればいいのかわからない人もきっといますよね
「仕事をするうえでの具体的な取り組み」「言われたことやってただけで工夫したことなんて思いつかない」
など・・・
そういう場合は以下のことを考えてみましょう。何か見えてくるかもしれません。
仕事上で
・努力したこと
・頑張った事
・苦労したこと
・困難を乗り越えた事
・自分が会社に貢献できたと1ミリでも思えたエピソード
・身についたこと
・得意だと思った事
・小さなことでも達成できたと感じた事
・成長したこと
これらを一度箇条書きにして洗い出してみましょう。
その後になぜそうなのかを「5W1H」で考えてみましょう
例:○○というスキルが身についた
なぜ身についたのか・どのようにして身に着けたのかを考える
職種別に考える
アピールできるポイントを考えるのと並行して具体的な職務内容が書けていない人はそれも考える必要があります。
具体的にどのようなことを書けばいいのか、何を考えればいいのか、職種別にみていきましょう。
営業職
【職務内容として】
・どのようなお客様に、どのような商材を、どういう手法を用いて提供してきたのか
【取り組みとして】
・どのようにしてお客様に接するように心がけたか
・1日に何件訪問やテレアポしたかなどの具体的な行動
・契約を取るために自分自身で工夫したこと
販売職
【職務内容として】
・何を、どの年齢層をメインターゲットに販売していたのか
【取り組みとして】
・買ってもらうために工夫したこと
例:自分から積極的にお声掛けした等(どのような人にどのようなタイミングで声をかけたりしたのかを記載するのも◎)
飲食店
【職務内容として】
・どのような業態(居酒屋・焼肉・カフェ)でのホールスタッフか
・キッチンの人は何を調理していたのか
【取り組みとして】
・新規メニューの提案・開発
・言葉遣いや接し方などで心がけた事
事務系職種
【職務内容として】
・どのような書類を作成していたのか
・どのような電話を対応していたのか(クレーム対応、商品に対する問い合わせなど)
・営業をサポートする為に行っていたこと
【取り組みとして】
・ミスをしないように心がけた事
・効率よく作業をするために行った事
・使えるようになったソフトの記載
IT・エンジニア系
【職務内容として】
・どういったプロジェクトに携わってきたか
・なんのソフトを用いてどんな開発をしていたのか
・開発環境の記載
【取り組みとして】
・プロジェクトに携わるうえでどのように取り組んだか
ルーティンワーク(軽作業系等)
・時間内に仕事を終えるように心がけていること
・ミスをしないように心がけていること
管理職
・どのような問題がありどのような業務改善を行ったか
・どのように人材の育成を行ったか