そもそも転職エージェントとは?
一般的にエージェントと呼ばれますが、「コンサルタント」「キャリアドバイザー」など様々な名称があります。
単純に求人情報を得られるだけでなく、企業と求職者の間に入ってあなたの転職活動をサポートしてくれます。
具体的にどんなことをしてくれるのかというと、大きく下記の4つです。
- 転職に関する相談
- 求人案件の紹介・推薦
- 履歴書や職務経歴書の書き方から面接指導
- 給与交渉など、企業との交渉担当
1:転職に関する相談
転職に関する相談って誰にしますか?もちろん家族や親しい友人、気の知れた友人など様々だとおもわれます。
まったく「転職」経験がない人に相談するより
「転職」したことある人にする方がいいですよね?
あたりまえのことですが、
転職エージェントは月に何10人という転職者と面談しております。
転職に関する情報は長けているのです。
そもそもあなたが、転職をするかどうか悩んでいる…
という場合でも相談することができます。
状況によっては「転職をしないほうがいい」というアドバイスができたりするのも、
経験豊富な転職エージェントだからこそできることなのです。
2:求人案件の紹介・推薦
転職サイトって情報量が膨大ですよね。
あなたにとってベストの求人を提案できるのがエージェントのメリットです。
また、プロの視点からおすすめ案件を紹介してもらえるという点も利点です。
賃貸探しと一緒です。
サイトでは目星しい物件を見つけて実際内覧に行くと思います。
しかし、仲介会社スタッフの話を聞いているうちに
「あれ?あまりいい物件に思えなくなった」という経験ってありませんか?
それと一緒です。
また、不動産屋さんで意外な物件を紹介してもらえたりすることもありますよね
それも同じでエージェントは求職者からすれば意外だったという求人を紹介することもあります。
不動産仲介と似ているかもしれません。
エージェントは企業から「求める人物像」を事前に聞いているため、求職者に紹介する求人もそれに沿ったものになります。
そのため、必然的にあなたの採用率もあがることになるのです。
3:履歴書や職務経歴書の書き方から面接指導
転職エージェントによるとはおもいますが、事細かに履歴書や職務履歴書などアドバイスや指導してくれるサービスもあります。特に書類選考で落ちていた、なんて人は積極的に利用すべきだと思います。
第三者からの評価というのも非常なポイントです。
また、書類選考だけでなく直近での面接状況などのアドバイスもいただけたりします。
これはなかなか耳寄りな情報ですよね。
一次面接では「何を聞かれますよ」とか、
なかなかネットとかには落ちていない情報をエージェントは保有してることが多いです。
4:給与交渉など、企業との交渉担当
選考が進むにつれ「給与」などの交渉事が必要な場面がでてくるかとは思われます。
そういった面もエージェントによっては交渉してもらえたりします。
筆者の実体験なのですが、大学時代、とある企業にエージェント経由で新卒採用試験に受けたのですが、三次面接で落ちてしまった企業がありました。しかし、その企業が私の第一希望であったことを知っていたエージェントの働き?により次の選考に進めさせていただくことができたという経験があります。
その当時担当してもらったエージェントさんが企業に必死に私のことを売り込んでくれたんでしょう。
あの時はとても感謝したのを覚えています。
こういったこともエージェントを利用しているからこそ。
また、自分に代わってエージェントがスケジュール交渉をしてくれるところも大きなポイントです。
自分は転職活動に集中できるのも良い点ではないでしょうか。
転職エージェントは無料です!
これだけ、至りに尽くせりのサービスを受けながら求職者はエージェントを無料で利用できるのです。
この仕組みをなぜかというと、エージェントは企業から報酬をもらえる仕組みだからです。
企業側の欲しい人材の要望を叶えることで企業側から報酬としてお金が貰えます。(求職者の想定年収の30%程度が相場です)
エージェントは求職者に転職成功してもらわないと儲からなないため、求職者にあらゆるサポートをしてくれるというわけです。
人材紹介のばっくりした歴史変遷/ 実江戸時代から存在した?!
江戸時代にも存在した?!
これはかなり驚きなのですが、「口入れ屋」と言われて、奉公人などを斡旋していたそうです。
しかし、1921年に職業紹介法、1925年には営利職業紹介事業取締規則が制定され消滅していきました。
その後1960年代頃から外資系を中心に人材紹介会社は存在していました。
しかし、あまり日系企業には受けなかったそうです。
じゃあこの当時からある人材会社ってなにしてたかというと(リク〇〇トとかです創業1963年)
求人広告を作ってる会社がほとんどでした。
広告代理店業務をしていたんですね。
今でいうタウンワ〇クみたいなやつです。
リクルートブックという学生向けの求人情報誌から始まってるそうです。
そしてバブル後、企業は人件費の削減のため人材派遣で補うようになりました。
技術の発展と共に、人材派遣では補えない職種も出てき、徐々に人材紹介会社が利用されるようになっていきました。
そして、より一般的になったのが2000年代になってから。
これはインターネットの普及が大きいでしょう。
以上がばっくりした流れになります。
この歴史についてもどこかで深く記事にできればと思います。
まとめ
「やりたいことがわからない」や「面接などに集中したい」といった方はエージェントを利用する方が得なケースは多いのではないでしょうか?
しかし、近年人材紹介会社(転職エージェント)が乱立しており、
「どこを利用すれば良いのかわからない!!」
という人が続出しております。
基本的に求職者は無料で利用できるので、何社登録してもOKです!
転職エージェントは、個人対個人のビジネスなので当たり外れが多いとおもいます。
実際に何社か利用されるのが定石かと思われます。
感触の良かった転職エージェントを利用してみてください!